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バリュー株が飛翔する時代

投資信託・ファンド分析

(重複している)リターンが高いと評判の東京海上・ジャパン・オーナーズ・株式オープンを徹底評価!上位の組み入れ銘柄とは?

日本のアクティブ型投信の成績は低いものも多くあります。

ただ、東京海上が運用する東京海上・ジャパン・オーナーズ・株式オープンは高いリターンを出す投信として評判を集めています。

9年連続TOPIXに比べて高いリターンを出しています。(ただ、TOPIXの成績は日経平均に対して大幅に悪いので見せ方の影響もありますが・・・)

 

東京海上・ジャパン・オーナーズ・株式オープンの高いリターン

 

本日は東京海上・ジャパン・オーナーズ・株式オープンはどのような投資信託なのか?

リターンやリスクは実際のところ魅力的なのか?

という点を含めてわかりやすく解説していきたいと思います。

 

東京海上・ジャパン・オーナーズ・株式オープンの特徴とは?

東京海上・ジャパン・オーナーズ・株式オープンはどのような投資信託なのかという点につしてお伝えしていきたと思います。

厳選したオーナー企業に投資している

東京海上・ジャパン・オーナーズ・株式オープンは原則として経営者が実質的に主要な株主である銘柄に絞り込んで投資を行っています。

理由としては以下の2点を挙げています。

 

1.長期的な株主利益の追求
2.迅速な意思決定

経営者自身が株主だと株主利益を追求する経営が実施されます。利益が出れば自分の利益が大きくなるので、当然といえば当然ですね。

また、主要な株主であれば自分の決定が会社の決定になるので迅速に意思決定することができます。会社を経営した経験がある身からするとわかるのですが、やはり給与収入で働くのとインセンティブで働くのとでは全く熱の入り方が異なります。

自分の事として利益を追求できる企業は基本的には強いといえるでしょう。実際以下の通り、経営者がある程度の持ち株比率を有している企業の営業利益は以下の通り平均を大きく上回りつづけています。

 

オーナー企業の高い営業利益の推移

 

そして、ジャパンオーナーズは実際に経営者自身と面談を行って以下の銘柄を選定しています。

✔︎ 会社の将来像について明確なビジョンを持っている
✔︎ 時経営者の提示した戦略が理解されているか
✔︎ 財務状況は悪くないか

 

 

構成上位10銘柄

以下は7末時点でのジャパン・オーナーズの構成上位10銘柄となっています。

 

順位 銘柄 比率
1 SBSホールディングス
陸運業
4.5%
2 フジインターナショナル
その他製品
3.5%
3 リゾートトラスト
サービス業
3.4%
4 ポーラ・オルビスホールディングス
化学
3.4%
5 パーク24
不動産業
3.3%
6 イズミ
小売業
3.3%
7 エフピコ
化学
3.0%
8 オープンハウス
不動産業
3.0%
9 エン・ジャパン
サービス業
3.0%
10 大塚商会
情報・通信業
2.9%

 

新しく組み入れたエン・ジャパンについての説明がなされていました。

エン・ジャパン 〜人と企業の縁を大切にする人材サービス企業〜

 

同社は、求人情報メディア「エン転職」を中心に人材紹介等の人材関連サービスを展開しています。社名やサービスにつけられている「エン」は、”つながり”や”かかわり”を意味する日本語の「縁」が由来となっています。 “「人」、そして「企業」の縁を考える”という理念のもと、1995年に日本で初めてインターネット求人サービスを開始するなど、同社はインターネット黎明期から求人サイトを運営してきました。その精神は現在にも引き継がれており、「エン転職」の特徴として、「入社後の活躍」まで考え抜いた転職サイトであることが挙げられます。

 

例えば、募集企業の「良いところ」も「良いとは言えないところ」も、独自に取材して正直に伝えることで入社後のミスマッチを防ぐなど様々な工夫が行われています。近年は、企業の採用ホームページを簡単に作成できるツールである「engage」など企業の人材採用業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援するサービスを強化しており、さらなる成⻑が期待され ます。

参照:目論見書

 

業績はリーマンショックで落ち込んだ後順調に成長してきています。コロナショックで沈んだ後の人材市場が再び活性化することを見込んでの投資とみるのが妥当といったところでしょうか。

 

エンジャパンの営業利益の推移

 

 

東証一部の中型株を中心に組み入れ

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは東証一部の中型銘柄を多く組み入れています。

 

市場 比率
東証一部 大型 5.6%
中型 49.0%
小型 34.9%
東証二部・マザーズ 6.5%
JASDAQ 2.6%

 

中型株というのはTOPIXの時価総額が上位100位から500位までの銘柄のことを指します。

 

毎年6%程度の分配金を拠出している

東京海上・ジャパン・オーナーズ・株式オープンは10,000円あたり半年毎に300円ずつ年間600円の分配金を拠出しています。

年間でみると6%という水準ですね。この分配金によって後でお伝えする通り最終的なリターンが毀損する結果となっています。

 

他の投資信託と同様の手数料水準

ジャパン・オーナーズの手数料水準はアクティブ型投信の中では一般的な以下となります。

購入手数料:3.3%(税込)
信託手数料:年率1.584% (税込)

 

 

東京海上・ジャパン・オーナーズ・株式オープンのリスクとリターン

以下は東京海上・ジャパン・オーナーズ・株式オープンの今までの運用実績です。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンの実績

 

分配金を出してしまっているので基準価格(橙色)税引前分配金再投資した基準価格は大きく乖離しています。

分配金をだしてしまうと20%の税金が差し引かれるので、実際に青色のリターンをだすことは不可能です。

 

そのため、本当のリターンは基準価格(橙色)税引前分配金再投資した基準価格の間となります。

データとしてリスクとリターンを分解したものが以下となります。

 

1年 3年
(年率)
5年
(年率)
トータル
リターン
23.94% 14.81% 27.51%
標準偏差 15.10% 19.11% 17.12%

 

過去5年のリターン27.51%とリスク17.12%から考えられる今後1年間のリターンは以下となります。

 

平均リターン:27.51%
リスク(=標準偏差):17.12%

【68.3%の確率】

平均値±標準偏差の範囲に収まる

▲8.39%(=27.51%-17.12%)

44.63%(=27.51%+17.12%)

【95.4%の確率】

平均値±(標準偏差×2)の範囲に収まる

▲25.51%(=27.51%-17.12%×2)

61.75%(=27.51%+17.12%×2)

【99.7%の確率】

平均値±(標準偏差×3)の範囲に収まる

▲42.63%(=27.51%-17.12%×3)

78.87%(=27.51%+17.12%×3)

 

リスクはある程度高いといえますが、大きなリターンはのぞめそうですね。ただ、あくまで過去5年が高いのであって、3年であると大きく様相はかわってきます。

それでは日経平均や他の投資信託とリターンを比較していきたと思います。

 

日経平均株価や「ひふみ投信」等の投資信託と比較

以下はジャパンオーナーズの設定以来の日経平均株価と「ひふみ投信」と「ジェイリバイブ」の比較です。

青色:ジャパン・オーナーズ
黄色:ジェイリバイブ
緑色:ひふみ投信
赤色:日経平均

 

過去5年のジャパンオーナーズと日経平均とひふみ投信のチャートの比較

 

ジェイリバイブとジャパンオーナーズが高いリターンをだしています。しかし、過去3年では全く異なる結果となります。以下は過去3年の比較です。

 

青色:ジャパン・オーナーズ
黄色:ジェイリバイブ
緑色:ひふみ投信
赤色:日経平均

 

過去3年のジャパンオーナーズと日経平均とひふみ投信のチャートの比較

 

 

ジャパンオーナーズがトップですが、ジェイリバイブやひふみ投信は日経平均株価を下回っています。また、ジャパンオーナーズも日経平均とおなじような成績になっていています。

過去人気だった投信も運用資産額が大きくなるにつれて次第に大型企業に分散することとなり日経平均と同じような動きになるのは宿命なのです。

ジャパンオーナーズも近い将来、ひふみ投信やジェイリバイブと同じ宿命となることが想定されます。

 

筆者が投資しているファンドは運用資産は70億円とまだまだ小さく、高いリターンを追求する運用を行うことができます。

また、上記の投信たちのように大きく暴落することもなく安定して上昇してきてくれています。

以下で詳しくお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

まとめ

東京海上・ジャパン・オーナーズ・株式オープンは経営者が多くの株式を保有している企業に投資をするというコンセプトで銘柄を厳選している投資信託です。

確かに高いリターンなのですが、人気がでるにつれて「ひふみ投信」や「ジェイリバイブ」のように日経平均と同様に日経平均と同様のリターンに収斂してきています。

 

また、株式市場が暴落する局面で同じく大きく下落するという点もマイナスポイントです。

大きな下落をこうむることなく安定したリターンを得たいという方は以下のランキングも参考にしていただければと思います。

締め括り

 

おすすめ投資先ランキング

 

資産運用で資産を増やす方法は様々あります。効率を求めるのであれば、株式投資が最良の選択肢であることは疑いようのない事実です。

過去の歴史を見ると、それは火を見るより明らかです。「市場が伸びるところ」が最も効率よいです。苦労なく成果を挙げられます。

 

各資産の超長期リターン

 

しかし、株式投資も医者になるくらい勉強をしなければ勝てません。であれば、我々は早々にリスクの高い個別株投資という選択肢は捨てるべきです。

そして、投資のプロが運用する「ファンド」(投資信託、ETF、ヘッジファンド)を選ぶべきなのです。

ここでファンド選びが最も大切です。長年、筆者も資産運用を実施してきました。

 

結局は絶対にマイナスになる年を作らない、小さい利回りでも良いのでしっかりプラスを出す、それを長年続けるファンド。

これがBest of Bestであり、正しい資産運用です。資産が強烈に伸びていきます。

上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング記事を作成してみましたので参考にしてみてください。

 

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